水曜日こそ、おべんとうを。週の折り返しに自分を整える小さな習慣

Uncategorized

ALT

梅雨の入り口、六月の朝はどこか湿っていて重い。窓を開けると、まだ乾ききらない空気がふわりと部屋に流れ込んでくる。時刻は六時十五分。会社に行く準備をしながら、ふと気づく。今日は水曜日だ。

週の折り返し、という言葉がある。月曜日の緊張と、金曜日の解放感のちょうど真ん中。会社勤めをしていると、水曜日はなんとなく宙ぶらりんな日に感じることが多い。達成感もなく、終わりも見えない。だから逆に、この日にこそ、自分のために何かひとつ丁寧なことをしてみようと、ある時期から思うようになった。それが、おべんとうを作ること、だった。

きっかけは些細なことだ。数年前、会社の近くのコンビニで昼食を買おうとして、財布を机の引き出しに忘れてきたことがある。スマホ決済もなぜかその日に限って残高ゼロ。仕方なく自販機のお茶一本で午後をしのいだあの水曜日の、胃の底の虚しさは今でも覚えている。翌日から、弁当を持ち始めた。

最初は本当に簡単なもので構わない。たとえば、「水曜日の定番」として今おすすめしたいのが、鶏そぼろと炒り卵の二色おべんとうだ。前夜の十分で仕込めて、朝は詰めるだけでいい。

**【水曜日の鶏そぼろ二色おべんとう・簡単な作り方】**

鶏ひき肉(150g)をフライパンに入れ、酒・みりん・醤油・砂糖を各大さじ1で炒り煮にする。水分が飛んだら完成。炒り卵は卵2個に塩ひとつまみ、砂糖少々を加えてよく混ぜ、弱火でゆっくりかき混ぜながら仕上げる。ご飯の上に二色に並べて、端に冷凍ブロッコリーをひとつ添えれば、見た目も栄養もそれなりに整う。所要時間、前夜十分・朝五分。これだけでいい。

白いご飯の上に、茶色と黄色がきれいに並んだ弁当箱を閉じる瞬間、ちいさな満足感がある。蓋をパチンと閉める音が、なんとなく今日一日を始める合図のように聞こえる。

通勤電車の中、バッグの中でそっと揺れているおべんとうの存在を意識しながら、会社へ向かう。午前中の会議を終えて、昼休みに入る十二時。デスクの引き出しからそっと取り出すとき、鶏そぼろのほんのりした醤油と生姜の香りが、ふわりと漂う。「あ、これがある」という感覚。外食でもなく、コンビニでもなく、自分で作ったものを食べる、その静かな充足感は、なかなか言葉にしにくい。

インテリア雑貨ブランド「ハコノミ」が出している竹製の弁当箱を使い始めてから、もう二年になる。木の温もりが手のひらに伝わって、なんとなく食事の時間がゆったりする気がして気に入っている。プラスチックの弁当箱とは、少し違う時間の流れ方をする。

週の折り返し地点に、手作りのおべんとうがある。それはただの昼食ではなく、今週もここまで来た、という小さな証拠のようなものかもしれない。月曜日の朝に感じた重さも、火曜日の疲れも、水曜日の弁当箱の中に全部詰め込んで、ふたをしてしまう。そうすると、午後の仕事も少しだけ軽くなる。

会社の同僚が「今日のお弁当、いい匂いがする」と言ってくれた。それだけで、なんとなく水曜日が好きになってきた。
#今日のお弁当
#お弁当記録
#毎日弁当
#お弁当作り楽しもう
#節約弁当
#ヘルシー弁当
#働く人のお弁当
#お弁当アイデア
#簡単弁当レシピ
#一週間お弁当メニュー
#日刊ブログメーカー

コメント

タイトルとURLをコピーしました