金曜日だけ特別に。会社に持っていく「ご褒美おべんとう」のすすめ

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月曜日の朝、目覚まし時計を止めながらぼんやり思う。今週も5日間あるのか、と。でも今日は木曜日の夜。明日は金曜日で、そして明日は休みだ——いや、正確には「明日が終われば休みだ」。その小さな差に、なんとなく気持ちが軽くなる。

窓の外はまだ薄暗く、4月の終わりにしては少し冷たい空気が漂っている。台所に立つと、昨夜の炊き込みご飯の香りがかすかに残っていた。しょうがと鶏肉の、あの落ち着く匂い。冷蔵庫を開けると、昨日の夕飯で使った鶏もも肉がひとかけら残っている。卵が3つ。ブロッコリーの小房がいくつか。——これで、明日の金曜日のおべんとうが作れる。

金曜日のおべんとうは、ちょっとだけ気合いを入れたい。月曜から木曜は「詰めるだけ」でいい。でも金曜日だけは、会社のデスクで蓋を開けたときに、ほんの少し嬉しくなるものを用意したい。1週間頑張った自分へのご褒美として。そういう気持ちで作ると、不思議と手が動く。

今回提案したいのは「鶏の照り焼きとだし巻き卵のおべんとう」だ。材料はシンプルで、前夜の10分で仕込みまで終わる。

**【材料(1人分)】**
– 鶏もも肉:1枚(200g程度)
– 醤油・みりん・酒:各大さじ1
– 卵:2個
– だし汁:大さじ2
– 砂糖:小さじ1/2
– ブロッコリー:3〜4房
– ご飯:茶碗1杯分

**【作り方】**
前夜のうちに、鶏もも肉を醤油・みりん・酒に漬けておく。これだけで翌朝の仕事はぐっと楽になる。朝、フライパンに油をひいて皮目から焼き、蓋をして中まで火を通す。最後に漬けダレを絡めれば照り焼きの完成だ。だし巻き卵は卵2個にだし汁と砂糖を混ぜ、卵焼き器で3回に分けて巻いていく。ブロッコリーは塩を少し入れた湯でさっと茹でる。あとはご飯を詰めて、おかずを並べるだけ。

朝7時。台所に立ちながら、フライパンから立ち上がる甘辛い照り焼きの香りを吸い込む。この香りが、眠気を少しずつ溶かしてくれる気がする。卵焼きを巻くとき、いつも最後の一巻きで形が崩れる。今日もそうだった。でも蓋を閉めてしまえば見えない——と心の中で軽くツッコみながら、それでも丁寧に詰めた。

以前、子どもの頃に母が作ってくれたおべんとうを思い出す。運動会の日、「ニシキヤ」という名の雑貨屋で買った水色の弁当箱に、卵焼きとウインナーが入っていた。蓋を開けたときのあの高揚感は、大人になった今も変わらない。だから自分で作るおべんとうにも、その「開けた瞬間の嬉しさ」を込めたいと思っている。

会社の昼休み、窓から見える空は明るく、4月の光がデスクの隅まで届いていた。蓋を開けると、照り焼きの照りとだし巻き卵の黄色が目に飛び込んでくる。一口食べると、しっかりした甘辛さの中に、昨夜漬け込んだ鶏肉の旨みが広がった。隣の席の同僚がちらりとこちらを見て、「いい匂いがする」と言った。そういう瞬間が、なんだか嬉しい。

明日は休みだ。だからこそ、今日のこのおべんとうを丁寧に食べたい。金曜日のお昼は、1週間の終わりを祝う小さな儀式のようなものだと思っている。特別な食材は要らない。前夜の10分と、朝の15分。それだけで、十分に特別な一箱ができあがる。
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