週末のお出かけが待ち遠しい季節になってきましたね。特に土曜日は、友人との楽しいピクニックにぴったりの日。今回は、野外でみんなと一緒に楽しめる、見た目もかわいくて美味しいお弁当の作り方をご紹介します。
お弁当作りで大切なのは、見た目の華やかさはもちろんですが、野外で食べることを考慮した食材選びと保存方法です。暑い日でも安心して食べられる工夫を取り入れながら、友達と楽しく分け合って食べられるお弁当を作っていきましょう。
まずは、定番のおにぎりから始めましょう。おにぎりは手軽に作れて持ち運びやすく、ピクニックには欠かせない存在です。普通のおにぎりも良いですが、ここでは可愛らしい三角おにぎりを作ります。具材は梅干しや鮭、ツナマヨなど定番のものに加えて、季節の野菜を混ぜ込んだものもおすすめです。例えば、春なら菜の花やタケノコ、夏なら枝豆、秋なら栗やきのこ類を使うと季節感が出ます。
おにぎりを作る際のポイントは、塩加減とご飯の温度です。手に塩水をつけてにぎると、程よい塩加減になります。また、ご飯は少し冷ましてから作ることで、べたつきを防ぎ、長時間持ち運んでも美味しく食べられます。
次に、メインのおかずを作りましょう。野外で食べることを考えると、常温でも美味しく食べられる煮物や焼き物がおすすめです。例えば、定番の鶏の唐揚げは、カレー粉を少し加えることで風味が良くなり、冷めても美味しく食べられます。作り方は簡単で、鶏もも肉を一口大に切り、醤油、酒、生姜、にんにく、カレー粉で下味をつけ、片栗粉をまぶして揚げるだけです。
彩り豊かな野菜のおかずも忘れずに。人参やピーマン、パプリカなどを使った野菜炒めは、オイスターソースで味付けすると深い味わいになります。また、ブロッコリーやアスパラガスは、茹でてからごま油と塩で和えるだけでも立派な一品に。
卵焼きも定番ですが、一工夫加えてみましょう。具材を入れることで見た目も味も楽しくなります。ほうれん草や紅しょうがを入れると、断面が可愛らしく仕上がります。卵焼きのコツは、薄く焼いて巻いていくこと。最後に巻き終わったら、巻きすで形を整えると綺麗な仕上がりになります。
デザートも忘れずに。フルーツは切って容器に入れるだけで立派なデザートになります。りんごやみかん、ぶどうなど、持ち運びやすい果物を選びましょう。手作りのカップケーキも喜ばれます。プレーンなカップケーキに生クリームを絞り、季節のフルーツを飾れば、見た目も華やかに。
お弁当の詰め方にも工夫が必要です。まず、お弁当箱の底に水分の少ないおかずを詰め、その上に他のおかずを載せていきます。彩りよく見えるように、色の配置にも気を配りましょう。空間があると移動中に崩れやすいので、隙間には小さめのおかずや野菜を詰めると安定します。
また、食中毒予防のため、お弁当は当日の朝に作ることをおすすめします。前日から準備できるものは作っておくと、朝の時間を有効に使えます。例えば、野菜の下処理や、唐揚げの下味付けなどです。
保冷剤やアルミホイルも活用しましょう。保冷剤は食材の下に入れ、アルミホイルは温かいものと冷たいものを分けるのに使います。また、お弁当箱を風呂敷で包むと、保温効果があり、見た目も素敵です。
ピクニックの際は、お弁当だけでなく、飲み物や箸、おしぼり、レジャーシートなども忘れずに。季節に応じて虫除けスプレーや日焼け止めなども持参すると安心です。
友人との楽しいピクニックは、美味しいお弁当があればさらに思い出深いものになります。手作りのお弁当には愛情がたっぷり詰まっているので、きっと喜んでもらえるはずです。天気の良い土曜日、お気に入りの場所で、大切な友人たちと美味しいお弁当を囲んで、素敵な時間を過ごしてください。
最後に、お弁当作りで大切なのは、楽しむ気持ちです。完璧を求めすぎず、自分なりのアレンジを加えながら、お弁当作りを楽しんでください。そうすることで、より美味しく、より思い出深いお弁当になることでしょう。季節の食材を取り入れたり、友人の好みを考えながら作ったりすることで、毎回違った楽しみ方ができます。素敵なピクニックのひとときを、手作りお弁当と共に楽しんでください。
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