毎週火曜日、なんとなく憂鬱な気分になりがちな私たち。月曜日を乗り越えたものの、まだ週の半ばまで遠いと感じる日だからこそ、お弁当で気分を上げていきましょう。今回は、会社で周りからも「素敵!」と褒められる、元気の出るお弁当のアイデアをたっぷりとご紹介します。
まずは基本の「がんばるぞ弁当」から始めましょう。このお弁当の特徴は、栄養バランスはもちろん、見た目の華やかさにもこだわっています。主食は白いご飯の上に梅干しを1つ乗せ、周りを刻みのりで囲むだけで、シンプルながら日の丸弁当風に。これだけでも気持ちが引き締まりますよね。
おかずは、火曜日の朝でも簡単に作れるものを中心に構成します。前日の夜に下準備をしておけば、朝は15分程度で完成させることができます。メインおかずには、鶏むね肉の甘辛炒めがおすすめです。鶏むね肉を一口大に切り、醤油、みりん、砂糖で味付けした甘辛いタレで炒めるだけ。コスパも良く、タンパク質もしっかり摂取できます。
彩り野菜は、簡単なのにインパクトのある「3色野菜のナムル」がおすすめです。もやし、ほうれん草、人参を茹でて、ごま油、塩、コショウで和えるだけ。前日の夜に作っておけば、朝は詰めるだけでOK。黄色、緑、オレンジの3色が入ることで、お弁当全体が華やかになります。
卵焼きも欠かせません。普通の卵焼きに飽きたら、チーズを入れたり、青のりを混ぜたりしてアレンジを。火曜日限定で、星型に切った卵焼きを作るのも素敵です。週の真ん中に向かって頑張る自分へのご褒美になりますよ。
副菜には、ミニトマトやブロッコリー、カラフルなパプリカのスティックなど、生野菜を取り入れましょう。これらは洗って切るだけなので、朝の忙しい時間でも簡単に準備できます。また、週末にまとめて作っておける常備菜も活用します。金平ごぼうや切り干し大根の煮物など、作り置きできる和風の副菜があると便利です。
お弁当箱の詰め方にも一工夫を。主食とおかずをしっかり仕切り、高さをそろえて詰めることで見栄えが良くなります。また、食材同士の色のバランスも考えましょう。赤、緑、黄色など、様々な色を取り入れることで、見た目も栄養も充実したお弁当になります。
火曜日のお弁当には、小さな遊び心も忘れずに。海苔やチーズで作った「がんばるぞ!」の文字を添えたり、ウインナーでハート型を作ったり。そんな小さな工夫が、会社での昼休みを特別な時間にしてくれます。
また、季節の食材を取り入れるのも良いアイデアです。春なら新玉ねぎやアスパラガス、夏なら彩り鮮やかなプチトマトやオクラ、秋には栗やさつまいも、冬には根菜類など。旬の食材を使うことで、お弁当がより豊かになります。
お弁当作りの時短テクニックも押さえておきましょう。例えば、電子レンジを活用した野菜の下処理や、フライパン1つで複数のおかずを作る方法など。朝の限られた時間を有効に使うコツを知っておくと、毎日のお弁当作りがぐっと楽になります。
保温・保冷にも気を配りましょう。特に火曜日は週の始まりで、気温も上がってきやすい日。保冷剤やお弁当用保温バッグを使用して、食材の鮮度を保ちます。また、ご飯は少し硬めに炊いておくと、お昼までしっかりとした食感を保てます。
会社での評判を上げるポイントとして、見た目の華やかさだけでなく、香りにも気を配るのがおすすめです。青じそやみょうが、刻みネギなどの香味野菜を取り入れることで、開けた時の香りも楽しめます。ただし、強すぎる香りは避けましょう。
火曜日のお弁当は、その日一日の活力源。栄養バランスを考えながらも、見た目にも楽しく、食べる時に笑顔になれるようなお弁当を心がけましょう。「がんばるぞ!」という気持ちを込めて作ったお弁当は、きっと周りの人にも良い影響を与えるはずです。
最後に、お弁当作りを続けるコツは、完璧を求めすぎないこと。時には簡単なものでも、心を込めて作れば、それは立派な「がんばるぞ弁当」になります。毎週火曜日、自分へのご褒美として、少しだけ特別なお弁当を作ってみませんか?きっと、会社での一日がより充実したものになるはずです。
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