毎日のお弁当作り、特に木曜日になると疲れが出てきて、ついつい手を抜きたくなってしまいますよね。でも、会社での昼食時間は一日の中でも大切なリフレッシュの時間。今回は、もう一息で完成する、見た目も華やかで栄養バランスの良いお弁当のアイデアをご紹介します。
木曜日は週の終わりが見えてきて、少し気持ちが緩みがちな曜日です。そんな時こそ、彩り豊かで食欲をそそるお弁当があれば、午後からの仕事も頑張れますよね。今回ご紹介するレシピは、全て前日の夜に15分程度の下準備をしておけば、朝は10分で詰められる時短アイデアばかりです。
まずは、メインおかずの「チーズインハンバーグ」から。こちらは下味冷凍しておくと、朝は焼くだけでOK。合挽き肉300gに、みじん切りの玉ねぎ半個、溶き卵1個、パン粉大さじ3、塩コショウを混ぜ合わせます。4等分にして、真ん中にプロセスチーズを入れて包み、ラップに包んで冷凍庫へ。朝は解凍せずにフライパンで両面をこんがり焼くだけです。
付け合わせには、レンジで簡単「カラフル野菜のバター蒸し」がおすすめ。ブロッコリー、人参、カリフラワーを小房に分け、耐熱容器に入れて塩少々とバター10gを のせ、ラップをして600Wで2分加熱するだけ。彩りが綺麗で、バターの香りが食欲をそそります。
お弁当に欠かせない卵料理は、「韓国風たまご焼き」にアレンジ。溶き卵4個に、キムチの素大さじ1、めんつゆ小さじ2を加えて混ぜ、いつもの要領で巻いていきます。仕上げに韓国海苔を巻けば、見た目もグレードアップ。ピリ辛な味付けで、眠気覚ましにもぴったりです。
彩りアクセントには、「カラフルピクルス」がおすすめ。週末にまとめて作っておけば、一週間重宝します。きゅうり、人参、カリフラワー、パプリカを食べやすい大きさに切り、熱湯で軽くボイル。酢、砂糖、塩を1:1:0.5の割合で混ぜた調味液に漬け込むだけ。野菜の色が鮮やかになり、お弁当が華やかになります。
炭水化物は、「緑黄色野菜の混ぜご飯」で栄養価アップ。炊いたご飯に、細かく刻んだほうれん草とコーン、かつお節、白ごまを混ぜ、薄口醤油で味付けします。見た目も鮮やかで、野菜も摂取できる一品です。
小さなおかずを詰めるマス目には、「こんにゃくの甘辛煮」「ミニトマト」「枝豆」などを詰めましょう。こんにゃくは、短冊切りにして砂糖、醤油、みりんで甘辛く煮付けておくと、日持ちも良く、箸休めにぴったり。ミニトマトや枝豆は、そのまま詰めるだけで彩りが映えます。
お弁当作りのコツは、「作り置き」と「冷凍保存」を上手に活用すること。週末に下準備をしておけば、平日の朝は組み合わせるだけで完成します。特に木曜日は疲れが出やすいので、事前準備が効果的です。
また、お弁当箱選びも重要なポイント。最近は保温機能付きのものや、汁漏れ防止機能が付いた使いやすいものが多く販売されています。サイズは、女性なら500ml〜600ml、男性なら700ml〜800mlが適量です。
詰め方のコツは、「主食:主菜:副菜=3:2:1」の黄金比を意識すること。また、「赤・黄・緑・白・黒」の5色を取り入れることで、見た目も栄養バランスも整います。隙間にはミニトマトや枝豆を入れると、見栄えが良くなりますよ。
会社でのランチタイムを楽しみにしている方も多いはず。特に木曜日は、週末まであと一息という時期。そんな時は、お弁当を開けた時の「わぁ!」という感動が、午後からの仕事の活力になります。
最後に、お弁当作りで大切なのは、食中毒予防です。特に暖かい季節は要注意。朝詰めたお弁当は、涼しい場所で保管し、できれば保冷剤を入れましょう。また、生物は避け、必ず加熱調理したものを詰めることをお忘れなく。
このように、少しの工夫と準備で、見た目も美味しさも満点のお弁当が作れます。木曜日の疲れた心と体に、手作りお弁当で栄養補給。明日の金曜日に向けて、もう一息頑張りましょう!
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