
月曜の朝に気合いなんて入らない。
会社に持っていくお弁当を作るとき、私はいつも「鮭のっけ弁」にしてる。のっけ弁っていうのは要するに、ご飯の上にどーんとメインを乗せて、隙間に適当な野菜を詰めるだけのやつ。月曜日の朝からちまちまと仕切りを使って彩りを考えるなんて、正直無理だから。
作り方は本当に簡単で、前の晩に鮭を焼いておく。私は切り身を買ってきて、魚焼きグリルで皮がパリッとするまで焼くのが好きなんだけど、フライパンでもいいし、もっと言えばコンビニの焼き鮭でも全然問題ない。朝はご飯を詰めて、その上に鮭をほぐしながら広げて、あとは冷蔵庫にある野菜を何でもいいから突っ込む。ミニトマト、ブロッコリー、きゅうりの浅漬け。この3つがあればだいたい色が成立する。
そういえば去年の春ごろ、会社の後輩が「お弁当作りにハマってます!」って言って、インスタに毎日アップしてたんだよね。見るたびに「すごいな〜」とは思ってたんだけど、ある日その子が「もう無理です、続きません」って泣きそうな顔で言ってきて。聞いたら毎朝5時起きで、卵焼き焼いて、ウインナー茹でて、野菜を星型にくり抜いて…ってやってたらしい。いや、そりゃ無理だよ。
私が鮭のっけ弁を始めたのは、実は「ベントウラボ」っていう料理系のYouTubeチャンネルを見たのがきっかけだった。そこで「完璧を目指さない弁当」っていう回があって、出演してた料理研究家の人が「月曜日は頑張らない日でいい」ってはっきり言ってたのが妙に印象に残ってる。気合いを入れるのは水曜日くらいでいいんじゃないかって。
鮭のいいところは、ほぐしちゃえば骨も気にならないし、ご飯と一緒に食べたときの満足感がすごいってこと。しかも冷めても美味しい。これ、お弁当においては最強の条件だと思う。あと塩気があるから、おかずが少なくても成立するんだよね。
朝の台所って独特の空気がある。まだ誰も起きてない時間帯に、換気扇の音だけが響いてる感じ。窓の外はまだ薄暗くて、でも東の空がちょっとだけ白んできてて。そういう時間に黙々とお弁当を詰めてると、「ああ、また一週間が始まるんだな」って実感する。別に嫌いじゃないけど、好きでもない…みたいな。
野菜は正直、栄養バランスとかそういう立派な理由じゃなくて、色が寂しいから入れてる。茶色と白だけの弁当箱を開けたときの絶望感、わかる人にはわかると思う。だからミニトマトは常備してる。あれ洗って入れるだけで赤が追加されるから本当に便利。ブロッコリーは前の日の夕飯で茹でたやつの残りを使うことが多い。冷凍のやつをレンチンでもいいけど。
会社の昼休みに弁当箱を開けると、同僚に「今日もシンプルだね」って言われる。褒めてるのか呆れてるのかよくわからない微妙なトーンで。でも私は別に気にしてない。だって美味しいし、ちゃんと食べられるし、何より朝の10分で完成するんだから。
鮭は時々、種類を変えてみるのもいい。普通の塩鮭じゃなくて、西京漬けとか、ハラスとか。ハラスは脂が乗ってて最高なんだけど、ちょっと高いのが難点。給料日前は普通の切り身で我慢する。
月曜日の朝に必要なのは、完璧な彩りでも手の込んだおかずでもなくて、「とりあえず昼ごはんがある」っていう安心感だと思ってる。鮭のっけ弁は、その最低ラインをちゃんとクリアしてくれる。それ以上でもそれ以下でもなくて、でもそれがちょうどいい。
結局のところ、お弁当作りって続けることが一番大事で。だから月曜日くらいは、こういう手抜き…じゃなくて、シンプルな弁当でいいんじゃないかな。
火曜日のことは、火曜日に考えればいいし。
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