春の陽気が心地よい季節になってきました。週末は家族で外に出かけたくなりますよね。特に日曜日は、ゆっくりと時間をかけて楽しめる野外ピクニックがおすすめです。今回は、家族みんなが喜ぶピクニックのお弁当について、準備から詰め方、簡単レシピまで詳しくご紹介します。
まず、野外でのお弁当を楽しむ際に気を付けたいポイントをお伝えします。季節を問わず、食中毒予防は重要です。お弁当は朝早めに作り始め、食べる直前まで保冷剤と一緒に保冷バッグに入れておきましょう。また、天気予報をチェックして、雨天時の代替プランも考えておくと安心です。
では、具体的なお弁当作りのコツに入っていきましょう。まず基本となるのは、主食のご飯です。普通のご飯だけでなく、具材を混ぜ込んだおにぎりや混ぜご飯にすると、見た目も華やかになります。例えば、鮭フレークと細かく刻んだ青じそを混ぜ込んだおにぎりは、子どもから大人まで喜ぶ定番メニューです。
おかずは、常温でも美味しく食べられるものを中心に選びましょう。定番の玉子焼きは、砂糖を控えめにして、だし汁を加えることで上品な味わいに仕上がります。具材を入れるなら、ほうれん草やニンジンなど緑や赤の野菜を加えると、栄養バランスも見た目も良くなります。
からあげも野外弁当の人気メニューです。下味をしっかりつけ、二度揚げすることで、冷めても美味しく食べられます。作り方は、鶏もも肉を一口大に切り、醤油、酒、生姜のすりおろしで30分ほど漬け込みます。その後、片栗粉をまぶして170度の油で揚げ、一度取り出してから180度で再度揚げれば完成です。
野菜のおかずも忘れずに入れましょう。ブロッコリーの塩茹でや、人参のグラッセなど、シンプルな味付けで野菜本来の味を活かしたものがおすすめです。特に、カラフルな野菜を使うことで、お弁当全体が華やかになります。
お弁当箱への詰め方にも、いくつかコツがあります。まず、ご飯とおかずは仕切りをしっかりつけることで、味が混ざることを防ぎます。また、詰める順序も重要です。重いものを下に、軽いものを上に重ねていくことで、移動中の崩れを防ぐことができます。
彩りよく見せるコツは、赤・黄・緑・白・黒など、5色程度の食材を使うことです。例えば、赤はミニトマト、黄色は玉子焼き、緑はブロッコリー、白はご飯、黒はひじきの煮物といった具合です。
デザートも忘れずに。フルーツは手軽につまめるようにカットしておくと便利です。イチゴやブドウなど、そのまま食べられるものを選ぶと、手が汚れにくくて良いでしょう。
お弁当を楽しむ場所選びも重要です。天気の良い日曜日なら、近所の公園や河川敷がおすすめです。シートを広げて、のんびりと食事を楽しむことができます。また、季節の花々を観賞できる場所なら、より思い出に残る素敵なピクニックになるでしょう。
持ち物リストも確認しておきましょう。お弁当と飲み物はもちろん、レジャーシート、おしぼり、ゴミ袋は必須アイテムです。また、帽子や日焼け止め、虫除けスプレーなども、季節に応じて用意すると快適に過ごせます。
家族でのピクニックは、食事を楽しむだけでなく、コミュニケーションを深める絶好の機会です。お弁当作りから片付けまで、家族で協力して行うことで、より絆が深まります。子どもたちにとっても、自然の中で食事をする経験は、かけがえのない思い出となるはずです。
最後に、簡単なお弁当レシピをもう一つご紹介します。ミニハンバーグは、お弁当の定番メニューの一つです。合挽き肉に、みじん切りの玉ねぎ、パン粉、卵を混ぜ、小さめに形を整えて焼きます。ケチャップとウスターソースを混ぜたソースを添えれば、子どもたちに大人気のおかずの完成です。
野外でのお弁当は、普段の食事とは一味違った特別な楽しみがあります。家族それぞれの好みを考えながら、栄養バランスの取れたメニューを考えることで、より充実した日曜日のピクニックになることでしょう。季節の移り変わりを感じながら、家族で過ごす贅沢な時間を、手作りのお弁当とともに楽しんでください。
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