土曜の野外おべんとう、友人と囲むなら「崩れてもいい系」が正解だった

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土曜の朝、冷蔵庫を開けて途方に暮れた。

友人から連絡が来たのは前日の夜10時で、「明日公園でピクニックしない?」って。いや、急すぎるでしょ。でも断る理由もなくて、気づいたら「おべんとう持ってく」なんて返信してた自分がいて。朝7時、冷蔵庫には卵とウインナーとレタスの切れ端。これでどうしろと。

野外で食べるおべんとうって、実は家で食べるのとぜんぜん違うルールがあるんだよね。見栄えとか、そういうのじゃなくて。風が吹く。虫が寄ってくる。誰かが「あ、それちょうだい」って手を伸ばしてくる。つまり、きれいに詰める意味がない。

私が最終的に作ったのは「スティックおにぎり」だった。ご飯を俵型じゃなくて、細長い棒状に握るやつ。ラップで包んだまま持っていけるし、片手で食べられる。中身は鮭フレークと青じそを混ぜただけ。味付けはごま油と塩を少し。これを5本くらい作って、ラップの上からマスキングテープでくるくる巻いたら、なんかそれっぽく見えた。友達が「カフェで売ってそう」って言ってくれたけど、あれは絶対お世辞。

そういえば去年、別の友人と花見に行ったとき、張り切って三段重のおべんとう作ったことがあって。卵焼きは出汁巻きにして、煮物も前日から仕込んで。でも現地に着いたら、みんなコンビニのおにぎりとか、誰かが買ってきたフライドチキンとかを広げてて。私の重箱だけが異様に浮いてた。しかも風で砂が入るし、ハエは来るし。あの日以来、野外用のおべんとうは「壊れる前提」で作るようにしてる。

もう一品作ったのが「ちぎりサンドイッチ」。これもかなり適当で、食パン6枚を軽くトーストして、ツナマヨとハムチーズときゅうりの3種類を適当に挟む。で、ラップで全体をぎゅっと包んでから、包丁で十字に切る。断面が見えないから、中身が多少はみ出しててもバレない。これをそのままタッパーに入れて持っていった。友達が「手でちぎって食べられるのいいね」って言ってたけど、本当はただ切るのが面倒だっただけ。

当日、公園に着いたのは昼前。5月の日差しって、思ったより強い。レジャーシートを広げて、持ってきたおべんとうを並べる。私のスティックおにぎりとサンドイッチ、友人Aが持ってきたフルーツの盛り合わせ、友人Bが買ってきた唐揚げ。なんか統一感ゼロだけど、これがいいんだよね。

スティックおにぎりは予想以上に好評だった。「これ、手が汚れないからいい」「ラップ剥がしながら食べられる」って。そう、それが狙いだったんだよ。野外だと手を洗う場所も限られるし、ウェットティッシュだって枚数に限りがある。食べながらラップが包装紙代わりになるって、地味に重要。

ちぎりサンドイッチのほうは、正直ちょっと失敗した。ツナマヨの水分でパンが少ししっとりしすぎてて。でも友達は「これくらいのほうが食べやすい」って言ってくれた。たぶん本心じゃないけど、まあいいか。

途中で近くの売店に飲み物を買いに行ったんだけど、そこで「ブルースカイソーダ」っていう見たことない炭酸飲料を見つけて。パッケージが青空みたいなグラデーションで、つい買っちゃった。味は普通のラムネだったけど、なんか気分が上がった。

風が吹くたびに、レジャーシートの端が浮いて、誰かが「押さえて押さえて」って叫ぶ。唐揚げが一個転がって、友人Bが「3秒ルール!」って拾って食べた。私のサンドイッチは、いつの間にかみんなの手で分解されて、気づいたら空のタッパーだけが残ってた。

野外で食べるおべんとうに必要なのは、たぶん「許容範囲の広さ」なんだと思う。ちょっと崩れてもいい。見た目が地味でもいい。誰かとシェアしやすくて、片手で食べられて、ゴミが少ない。それが満たされてれば、あとはどうにかなる。

帰り道、友人Aが「次は夏に海でやろう」って言ってた。私は曖昧に笑ってたけど、内心では「また冷蔵庫と相談だな」って思ってた。まあ、それもそれで悪くない…かもね。
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