
毎日のお弁当作り、特に週の折り返し地点となる水曜日は疲れも出てきて、どうしてもマンネリ化しがちですよね。でも、実は水曜日こそお弁当で気分転換できる絶好のチャンス!今回は、会社での昼食タイムを楽しみにしながら仕事に励める、元気が出るお弁当のアイデアをたっぷりとご紹介します。
朝の忙しい時間帯でも簡単に作れて、見た目も華やか。そんなお弁当おかずのレパートリーを増やしていきましょう。まず覚えておきたいのが、「作り置き」と「朝15分」の黄金コンビ。前日の夜や休日に少し多めに作っておけば、朝は詰めるだけでOKなおかずと、朝に手早く作れるおかずを組み合わせることで、バランスの良いお弁当が完成します。
まずは、作り置きできる定番おかずからご紹介します。人気の筆頭は「肉巻き野菜」です。ピーマンやアスパラ、いんげんなどの緑色野菜を薄切り肉で巻いて焼くだけ。作り方は簡単で、野菜を適当な長さに切り、塩コショウで下味をつけた豚肉で巻き、フライパンで転がしながら焼き上げます。最後に醤油とみりんを回し入れて照り焼き風に仕上げれば、見た目も味も大満足のおかずの完成です。
次におすすめなのが「カラフル野菜の卵焼き」。普通の卵焼きに一工夫加えるだけで、お弁当が華やかになります。細かく刻んだパプリカやほうれん草、人参などを卵液に混ぜ込んで焼くだけ。野菜は電子レンジで軽く加熱しておくと、より短時間で調理できます。卵焼きは冷めても美味しく、作り置きにも向いています。
「鶏むね肉の柔らか唐揚げ」も、作り置きの定番メニュー。鶏むね肉を一口大に切り、醤油、酒、生姜のすりおろしで下味をつけます。片栗粉をまぶして170度の油でカラッと揚げれば完成。むね肉は安価で低カロリー、しかも下味をしっかりつけることで、冷めても柔らかさを保てます。
朝15分で作れるおかずとしては、「彩り野菜のガーリック炒め」がおすすめ。ブロッコリー、パプリカ、しめじなどお好みの野菜を、みじん切りにしたニンニクと一緒にさっと炒めるだけ。オリーブオイルを使えば、より本格的な味わいに。仕上げに黒こしょうを振れば、大人の味わいに仕上がります。
「豆腐ハンバーグ」も朝の調理にぴったり。木綿豆腐をキッチンペーパーで包んで水切りし、ひき肉と混ぜ合わせます。玉ねぎのみじん切り、塩こしょう、片栗粉を加えて小判形に整え、フライパンで両面こんがり焼き上げます。照り焼きソースやデミグラスソースをかければ、立派な主菜の完成です。
お弁当に彩りを添える小さなおかずも重要です。「ミニトマトの塩昆布和え」は、ヘタを取ったミニトマトを半分に切って塩昆布と和えるだけ。爽やかな酸味と塩昆布の旨味が絶妙なハーモニーを奏でます。「きゅうりの浅漬け」も、スライスしたきゅうりに塩もみを施し、キッチンペーパーで水気を取って味付けするだけの簡単レシピです。
週の折り返し水曜日は、特別なお楽しみを入れてみるのもいいですね。「俵おにぎり」は、普通のおにぎりを俵型に整えて、刻みのりで帯を表現します。中身は梅干しや鮭、ツナマヨなど、お好みの具材でアレンジ可能。見た目も可愛く、テンションが上がること間違いなしです。
お弁当箱の詰め方にも、ちょっとしたコツがあります。主菜を中心に置き、副菜をバランスよく配置していきます。彩りよく見せるために、緑、赤、黄色などの野菜を意識的に使うと、見た目も栄養バランスも良くなります。また、おかずとおかずの間に小さく切ったレタスやブロッコリーを入れると、詰め方がきれいに見えるだけでなく、おかずが崩れるのを防ぐ効果もあります。
会社でのランチタイムをより楽しくするために、お弁当と一緒に持っていきたいアイテムもご紹介します。まず、手作りドレッシングを小さな容器に入れて持参すれば、サラダやおかずに好みの味付けができます。レモン果汁やポン酢を持参すれば、揚げ物や焼き物に爽やかなアクセントを加えられます。
また、ふりかけやごまなどの薬味類も、気分に応じて使えると便利です。特に梅干しは、疲れた時の食欲増進に効果的。水曜日の昼食に梅干しを添えれば、午後からの仕事も元気に取り組めます。
お弁当作りで大切なのは、決して完璧を求めすぎないこと。毎日の積み重ねだからこそ、無理のない範囲で楽しく続けることが大切です。時には市販のおかずを上手に取り入れたり、前日の夕食の残りを活用したりするのも賢い方法です。
特に水曜日は一週間の折り返し地点。この日を乗り切れば、週末までもう一息です。お弁当を開けた時の小さな幸せが、仕事の活力になることは間違いありません。明日への元気をチャージする、そんな特別なお弁当作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
毎日のお弁当作りは、確かに手間のかかる作業かもしれません。でも、愛情を込めて作ったお弁当は、自分自身への最高のご褒美になるはずです。週の真ん中、水曜日のお弁当から、ちょっとした工夫と遊び心を取り入れてみましょう。きっと、会社での昼食タイムがより楽しみになるはずです。


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