毎日のお弁当作り、特に週の真ん中である水曜日は疲れが出てきて、ついつい手を抜きたくなってしまいますよね。でも、実は水曜日こそお弁当に少し手をかけることで、残りの週後半を元気に乗り切ることができるんです。今回は、見た目も可愛くて栄養バランスも考えた、会社で食べたい水曜日のお弁当メニューをご紹介します。
まず大切なのは、お弁当を作る時間を確保すること。前日の夜に下準備をしておくと、朝の慌ただしい時間でも余裕を持って作ることができます。特に水曜日は一週間の折り返し地点。この日のお弁当で心も体も元気をチャージしましょう。
メインおかずの定番と言えば、やっぱり照り焼きチキンです。でも、いつもと同じではちょっと飽きてしまいますよね。そこで提案したいのが、はちみつ生姜焼きチキン。材料は鶏もも肉、はちみつ、醤油、生姜、みりんだけ。前日夜に調味料に漬け込んでおけば、朝は焼くだけでOK。生姜の風味とはちみつの甘みが絶妙なバランスで、会社でも食欲をそそる香りが広がります。
副菜は、彩り豊かな野菜を使った簡単レシピがおすすめ。例えば、ブロッコリーとプチトマトのごま和え。ブロッコリーは小房に分けて電子レンジで2分加熱し、すりごま、醤油、みりんで和えるだけ。プチトマトは丸ごと添えれば、見た目も鮮やかに。ビタミンCも豊富で、午後の仕事も元気に乗り切れます。
卵焼きも、水曜日はちょっとアレンジを。普通の卵焼きに、細かく刻んだほうれん草とチーズを加えてみましょう。緑の色合いが綺麗で、栄養価も高まります。作り方は通常の卵焼きと同じですが、最後の巻き終わりにチーズを入れることで、とろけるチーズの食感も楽しめます。
お弁当に欠かせない定番のきんぴらごぼうも、水曜日バージョンにアレンジ。ごぼうと人参を細切りにし、通常の調味料に加えて一味唐辛子を少々プラス。ピリ辛な刺激が、眠気覚ましにもぴったり。作り置きができるので、前日の夜に準備しておくと便利です。
デザート代わりに、季節の果物も忘れずに。みかんやぶどう、いちごなど、その時期に合った果物を少し添えるだけで、お弁当が華やかになります。果物は朝のうちに切っておくと、ランチタイムまでに程よい甘みが出てきます。
お弁当箱の詰め方にも、ちょっとしたコツがあります。主菜を中心に置き、副菜を色どりよく配置。食べる時の取りやすさも考慮して、小さめに切ったおかずは食べやすい位置に。また、汁気の多いおかずは、他の具材に染み出さないよう、レタスやキャベツで仕切りを作るのがポイントです。
水曜日のお弁当作りで重要なのは、見た目の楽しさだけでなく、栄養バランスも考えること。タンパク質、野菜、炭水化物をバランスよく組み合わせることで、午後の仕事も集中して取り組めます。
お米は、白米だけでなく、雑穀を混ぜてみるのもおすすめ。五穀米や玄米を少し混ぜるだけで、食物繊維が増え、健康面でもプラスになります。炊飯器に夜セットしておけば、朝は炊きあがったご飯を詰めるだけ。時間の節約にもなりますね。
また、水曜日は特に疲れが出やすい日。そんな日は、スタミナ系のおかずを一品加えるのがおすすめです。例えば、豚肉の甘辛炒めは、疲労回復に効果的な豚肉のビタミンB1と、にんにくの相乗効果で元気がもらえます。
お弁当作りの時短テクニックも押さえておきましょう。まな板の横に保存容器を置いて、切った具材をすぐに入れられるようにする。使う調味料は前もとめて準備しておく。フライパンは2つ使って同時進行で調理する。こういった工夫で、朝の貴重な時間を有効に使えます。
水曜日のお弁当は、見た目にも楽しく、食べて元気が出るものを心がけましょう。彩り豊かな野菜、しっかりとした味付けのメインおかず、そして愛情を込めた手作りの温かさ。これらが揃えば、会社での昼食時間が待ち遠しくなるはずです。
最後に、お弁当は作る人の気持ちが伝わる素敵な存在です。水曜日という一週間の折り返し地点に、特別な思いを込めたお弁当を作ってみませんか?きっと、afternoon teaの時間まで、幸せな気持ちで過ごせるはずです。手間をかけすぎず、でも少しの工夫で、いつもより特別な水曜日のお弁当。明日からでも、ぜひチャレンジしてみてください。
コメント